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白内障日帰り手術
白内障手術とは
白内障の手術
白内障の手術では、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出す超音波水晶体乳化吸引術を行い、人口の眼内レンズを挿入するという方法が主流になっています。
白内障手術は目薬の麻酔を用い、手術自体は10分程度という短時間で終了します。縫合の必要がなく、ほとんど痛みもないため、手術後すぐにご帰宅して日常生活に戻ることができます。そのため、日帰り手術で受けられる方が増えています。
「眼の手術はなんとなく怖い」「白内障はひどくならないと手術できない」とお考えの患者様もまだいらっしゃいますが、白内障手術は技術が進歩し、手法が確立しています。見え方に不安や不自由を感じたら、手術を受けてQOL(クオリティ・オブ・ライフ/生活の質)を向上させることをおすすめします。
当院の手術の特徴
1衛生管理の徹底と危機管理
当院では、最新鋭の手術機器の導入だけでなく、徹底した衛生管理と危機管理を行っています。衛生管理では、眼の手術は全身の手術を行うことと同じと捉え、手術で使用する器具は、ディスポーザブル製品を多用し、機材なども徹底した洗浄・消毒・滅菌を行い、手術室にはへパフィルターを完備し、ポピドンヨードと次亜塩素酸水を使用し、手洗いを行うなどしています。危機管理に関しては、突然の停電があっても手術を安全に継続できるよう、院内バッテリーを設置して万が一に備えています。
2センチュリオン ビジョンシステム
この超音波白内障手術装置は、従来の機器に比べ、低い眼圧で安全性の高い手術を行うことを可能にした最新機器です。緑内障や硝子体手術後の白内障に対しても、負荷の軽い手術が可能になります。
3患者様のお気持ちに寄り添いながら、より質の高い医療を
患者様のお気持ちに寄り添うことで、より質の高い医療を提供することができると当院では考えています。そのために、お悩みがあってご不安を感じておられる患者様を温かくお迎えし、丁寧にカウンセリングや検査、診療を行って、わかりやすくご説明することでご不安を解消しながら、最適な治療を一緒に考えていくことを心がけています。
医師や看護師だけでなく、経験豊富な視能訓練士や眼科コメディカルなど眼科検査のスペシャリストであるスタッフが常勤していますので、ご不安がありましたらなんでもご相談ください。
4選定療養実施施設
当院は厚生労働省に選定療養実施施設として届け出をしております。それ以前は、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術(水晶体再建術)は、厚生労働省により先進医療とされていました。2020年4月の制度改正により、選定療養に変更されました。先進医療で認められていた高機能の多焦点眼内レンズがこれまで通り使用できます。基本的な白内障手術を保険適応の範囲で行い、多焦点眼内レンズに関わる追加の費用を選定療養費としてご自分の負担でお支払いいただきます。自己負担の費用は、先進医療の際よりも軽くなりました。