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白内障の予防について
白内障の予防について
白内障を予防し、元気にイキイキ過ごすための生活習慣
白内障予防に有効な生活習慣は、目の健康のためだけでなく身体全体の健康にも効果的。鍵となるのは、酸化により細胞がさびるのを防止すること。
中でも活性酸素を抑制することが白内障予防に効果的だとされています。
1緑黄色野菜をたっぷり摂りましょう
緑黄色野菜には抗酸化作用のあるビタミンB2・C・Eやポリフェノールが含まれています。特にポリフェノールは活性酸素抑制の効果が高いことがよく知られています。ただし、流通している野菜の多くに栄養素の低下が見られると指摘されており、野菜を十分摂っているつもりでも、必要なビタミンやポリフェノールの量には足りないことも考えられますので注意が必要です。
2サプリメントや点滴でカバー
抗酸化物質であるビタミンB2やビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールを食材から摂取できる量には限界があります。白内障の進行が速い方は、有効性が医学的に認められているサプリメントや、高濃度ビタミンCなどの点滴などを利用して、こうした栄養素をカバーすることも有効です。
3紫外線や人工光を避ける
紫外線は目に多大な負担をかけますし、白内障の発症や進行に与える影響が大きいこともわかっています。直射日光を浴びる際には、サングラスと帽子を着用しましょう。どちらか片方だけでは眼に入る紫外線がどうしても増えてしまいます。また、パソコンやスマートフォンなどの画面からの青色光にも注意が必要です。長時間使用する際には青色光をカットする眼鏡などを使いましょう。
4喫煙本数を減らしましょう
喫煙者の白内障罹患率は、喫煙しない人の3倍にもなるという報告がされています。また、煙草に含まれるニコチンやタールは、ビタミンCを破壊することもわかっています。1本につき25~70mgというビタミンCが体内から失われてしまうので、できれば禁煙していただくのが望ましいのですが、それが無理であれば本数を減らしましょう。
5こまめに目を休ませましょう
近年になって、加齢性白内障の発症年齢は低下傾向にあります。スマートフォンやパソコンなどを長時間使うことは加齢性白内障リスクを高めます。眼の疲れを感じる前に、定期的に休憩を取るよう心がけ、目を休ませる時間をしっかりと作りましょう。また、疲れ目、充血、視力低下など眼に何か異常を感じたり、休養しても眼の疲れが取れないなどがあったら、一度、専門医に相談してみてください。